News〜こんな記事見つけました

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2009年7月

2009年7月12日(日)
「ALS」「若年性認知症」、原因抑える物質発見

研究チームは、人の神経細胞に異常なTDP43を作り出す遺伝子を組み込み、患者の細胞を再現。この細胞を使って、様々な薬の効果を確かめたところ、ロシアでアレルギーなどの治療に使われていた医薬品と、国内でも市販されている薬剤とを併用することで、細胞内に蓄積した異常たんぱく質を80%以上減らせることを突き止めた。

(中略)

野中主席研究員は「すでにある薬を使って、ALSなどの進行を大幅に抑えることができる可能性がある。早急に治療薬開発につなげたい」と話している。
(yomiurionline)

ウエブ魚拓はとれませんでした。

 

2009年7月11日(土)
慶応大学・岡野栄之研究室

1年ほど前に岡野栄之慶大教授の研究グループが患者の細胞からiPSをつくる計画をマスコミ発表されたおりに、
脊髄性筋萎縮症・球脊髄性筋萎縮症も研究対象疾患に加えていただくように岡野教授にメールしました。即日(小一時間後でしたっけ)、ご本人から「学内の倫理審査委員会に追加申請させていただきます」と返信いただいておりました。

ようやく岡野研究室HPに研究対象疾患一覧表が掲載されているのを見つけました。
一覧表はこちらから(表の27番目と28番目です)
http://www.okano-lab.com/ofenquestionfromkanjasan/q2/list

同様の研究は中畑 龍俊 京大教授のグループでも対象疾患となって、行われております。
研究対象疾患一覧表はこちら(神経内科領域に掲載)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/2008/news7/080605_2.htm

 

2009年7月10日(金)
iPS、腫瘍のできやすさは元細胞の部位次第

iPS細胞(人工多能性幹細胞)から体のさまざまな細胞を作って移植する際、元になる細胞の種類によって、腫瘍(しゅよう)のできやすさに違いがあるとを京都大の山中伸弥教授らが突き止めた。

(中略)

山中教授や慶応大の岡野栄之教授らは、マウス胎児の皮膚や大人のしっぽや胃、肝臓などさまざまな細胞をもとに、36種のiPS細胞を作った。それらのiPS細胞から、神経のもとになる細胞を作り出して、マウスに移植して、腫瘍ができるかどうかを調べた。(アサヒコム)


胃から作ったiPS細胞、移植後ガン化せず(yomiuri online)

山中伸弥教授・京大教授や岡野栄之・慶応大教授らは、マウスの胎児の皮膚、大人の皮膚、肝臓、胃の4細胞からiPS細胞を作成。それぞれを神経のもとになる細胞にまで変化させ、別のマウスの脳に移植した。
 その結果大人の皮膚由来のiPS細胞を移植した55匹のうち、46匹が9週間以内に腫瘍ができて死んだのに対し、胃から作ったiPS細胞を移植した8匹は、16週間たった後も腫瘍ができなかった。

ウエブ魚拓

2009年7月4日(土)
ALS、アルツハイマーの病状、ES細胞から再現成功

さまざまな細胞に変化する能力をもつ人の胚性幹細胞(ES細胞)から、家族性アルツハイマー病と筋萎縮性側索硬化症(ALS)の病状を再現した細胞を作ることに、京都大学やNPO方針幹細胞創薬研究所(京都市)などが世界で初めて成功した

(中略)

また、ALS患者の遺伝子を用いて運動神経細胞に変化させたところ自発的に死を迎える細胞が2割弱できた。

ウエブ魚拓はとれませんでした。

2009年7月2日(木)
人間の神の元になる細胞でマウスの神経再生・・・北里大など

人間の神の元になる細胞を使って、切断されたマウスの足の神経を修復することに北里大など日米の研究チームが成功した

(中略)

同大の天羽康之講師(皮膚科学)らは、体毛の周囲にあり、毛のほか神経や筋肉、皮膚の細胞に変化する能力を持つ「毛包幹細胞」に着目。この細胞を神のそばから取って増やした後、マウスの末梢神経の切断部分に移植した。

その結果、8週間後、切れた神経はつながり、足の付け根から電気刺激を与えると足が動いた。自然治癒に任せたマウスに電気を泣かしても足は動かなかった。

ウエブ魚拓はとれませんでした。

 


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