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2007年9月29日(土)
福祉サービス1割負担凍結、民主が改正案提出へ 〜続編〜

法案提出の責任者である谷ひろゆき議員のメルマガに法案の詳細と骨子のアドレスがありましたので、興味と関心おありの方はお読みください。

条文は、読み切るのはたいへんですが・・・(^_^;)



◎法案概要、本文、要綱↓
http://www.tani-hiroyuki.com/shogai.html
さらに働く場の提供など所得保障や、難病患者なども含めた「障がい」の定義をめぐる課題、自立支援医療についても議論を開始し、障がい福祉の抜本改革をめざします。

◎7つの緊急提言↓
http://www.tani-hiroyuki.com/shogai.html
提出できてほっと一息ですが、さっそく審議に備え、想定される質問への答弁準備に入っています。同時に、各政党にも賛同を呼びかけて、まず参議院での可決を目指します。

今回の法案には自立支援法で応益負担が持ち込まれた補装具と自立支援医療は含まれていないことがわかります。
今回の議案は緊急措置であり、今後は残りの問題点についても順次取り上げていくとのことでしたが補装具はいつもおいてけぼりです。



● 今回の法案には自立支援法で応益負担が持ち込まれた補装具と自立支援医療は含まれていないことがわかります。
当議案の説明会に参加した会員のこれらの質問に対し、今回の議案は緊急措置であり、今後は残りの問題点についても順次取り上げていくとのことでしたが補装具はいつもおいてけぼりです。


2007年9月28日(金)
障害者権利条約:政府が署名決定、国内法整備必要に

ようやく政府が「障害者の権利条約」に署名することになりました。
国内法でも整合性がとれるように種々の気合い制が必要になって来ます。


記事ここから
政府は28日午前の閣議で、障害者が就職や教育で受ける差別を撤廃し、社会参加を促すことを目的とした「障害者の権利条約」に署名することを決定した。訪米中の高村正彦外相が同日深夜(日本時間)ニューヨークの国連本部で署名する。今後、同条約の早期批准に向け、障害者差別を禁じるさまざまな国内法整備を求められる。(毎日新聞)

詳しくはこちらから(ウエブ魚拓へ移動します)

2007年9月27日(木)
福祉サービス1割負担凍結、民主が改正案提出へ

民主党が障害者自立支援法の1割負担凍結の改正法案を提出するようです。

政府与党の連立政権協議では同様の事柄を検討課題として取り上げてはありますが、選挙対策優先で70−74才の高齢者医療費の2割負担を凍結することを優先のようです。

厚労省の官僚は介護保険との統合をまだあきらめてはいないようですので、1割負担の凍結には乗ってくるかどうか不明です。今後の動向は注目したいところです。

記事ここから

民主党は26日、福祉サービス利用者の原則1割負担を凍結する障害者自立支援法改正案を、週内にも参院に提出する方針を固めた。自民、公明両党の連立政権合意に同法の抜本的見直しが盛り込まれたことを踏まえ、すでに提出した年金保険料流用禁止法案に次ぐ重要法案に格上げした。国会論戦を通じて与党に受け入れを迫る方針で、与党側の対応が焦点となる。(朝日新聞)

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2007年9月20日(木)
神経学会ワークショップ発表論文から

8月にあった神経学会ワークショップでの研究発表内容が公開されました。

こちらから
http://plaza.umin.ac.jp/neuro/files/inside/workshop/h19_ws.html

その中の祖父江元・渡辺宏久名古屋大学教授の発表の一部抜粋です。
詳しくは(重症度のグラフなど)上記アドレスからpdfをダウンロードしてください。



SBMA と SMA の難病、特定疾患追加申請の妥当性を検証するための全国調査を実施した。
診断基準を作成し、神経内科と小児科を標榜する 99床以上を有する全病院に対して有病者数を検討する一次調査、重症度を検討する二次調査を実施した。

一次調査の回収率はSBMA64%、SMA57%であり、SBMA は 2000 人程度、SMAは 1000 人程度の患者数が推定される希少疾患であった。

二次調査では SBMAの回収率は 53%。全例男性で、平均発症年齢は 43.5±12.4歳 (12歳~89歳)と働き盛りに発症し、平均罹病期間は 15.2±9.5年 (1年~50年)と経過の長い疾患であった。重症度分類では、1度(家事・就労はおおむね可能)37.0%、2度(家事・就労は困難だが、日常生活はおおむね自立)27.7%、3度 (自力で食事、排泄、移動のいずれか一つ以上ができず、一部介助を要する) 23.0%、4度 (日常生活の大部分に介助を要するか、呼吸困難、痰の喀出困難あるいは高度な嚥下障害を認める) 6.2%、5度 (完全に寝たきり、 あるいは気管切開、 非経口的栄養摂取等を使用している) 4.8%、 未記載1.4%であった。

SMAの回収率は 59%。男性 199例、女性 155例で男女比は約 1.3であった。

平均発症年齢は 16.8±23.9歳 (0歳~81 歳)と幅広く、平均罹病期間は 13.5±11.8 年 (0年~57年)であった。

臨床病型分類では、T型(Werdnig-Hoffmann病)23.4%、U型 (I型と III型の中間型)25.3%、V型(Kugelberg-Welander病)19.4%、W型(35歳以降発症、成人型)24.7%、その他、未記載など 7.2%であった。遺伝子解析施行例中、I型では91%、II 型では 92%、III 型では 77%で遺伝子変異陽性であった。重症度分類では、I型は80%以上が5度 (完全に寝たきり、あるいは気管切開、非経口的栄養摂取等を使用している) であり、全例で何らかの介助を必要とした。 II、 III、 IV型になるに従い軽症化する傾向を認めたが、介助を必要とする割合は II型 94%、III型 59%、IV型 55%を占めていた。

SBMA、 SMAともに根治療法の無い希少疾患で、 妥当な診断基準を有し、 重症度が高く、
高い介護度を必要としていた。

2007年9月12日(水)
厚労省、医療・介護負担合計にに上限 年令・所得で7段階

医療費と介護費の世帯単位での年間支払額の上限が現行より少なくて済むようになりかもです。
ただ本当に2030年の少子高齢化のピークへ向けて、消費税の引き上げなくして財源が確保できるのかは不透明です。

記事ここから

厚生労働省は医療と介護保険の両方を利用する世帯の自己負担が重くなりすぎないよう、合計額に上限を設ける新制度の詳細をまとめた。負担限度額を年齢や所得に応じて7段階で設定。69歳以下で現役並み所得がある世帯は年126万円、75歳以上の人がいる一般所得世帯では56万円、最も年齢が高く所得が少ない世帯は年19万円に抑える。

日経ネット  ウェブ魚拓へ

2007年9月6日(木)
公的年金、公庫負担引き上げ不可能なら2049年に破綻
国民年金の基礎年金部分の国庫負担分を現行の3分の1から2分の1に引き上げることがこのままずっとできなければ、約40年後に破綻するという試算が厚労省から出ました。

難病患者にとっては基礎年金は経済面での支柱な場合も多い氏、今後も受給申請の可能氏がある方もおられると思います。

消費税1%相当分の財源をどうするか今後悩ましい議論が続きます。


記事ここから
政府・与党が2009年度までに目指す基礎年金の国庫負担の2分の1引き上げが09年度以降も実現しない場合、公的年金の財政は49年に事実上破たんすることが4日、厚生労働省の試算で明らかになった。

公的年金加入者に関係する基礎年金は、現在、3分の1強が国庫負担だが、04年の年金改革関連法で、09年度までに2分の1に引き上げることが明記された。必要な財源は、消費税で1%分に相当する2・5兆円で、年末の税制改正で財源の確保策を議論する必要があるとされる。

(読売新聞) ウェブ魚拓へ

2007年9月1日(土)
神経細胞を正しく配線 ”目印”のたんぱく質を発見
運動神経の再生治療を少し期待させる研究です。


記事ここから

動物の体内で神経細胞が正しく配線されるのに、不可欠な“目印”となるたんぱく質を、東京大大学院新領域創生科学研究科の能瀬聡直教授らがショウジョウバエで見つけた。

 伸びる神経細胞に対し、「こっちに来るな」と働きかけるもので、交通事故などで傷付いた神経の再生治療に役立つ可能性がある。米科学誌「カレント・バイオロジー」(電子版)で発表した。
(読売新聞)

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