脳や脊髄の神経が切れるのを防ぐ遺伝子を東京大学と理化学研究所の九州大学チームが発見した。

（中略）

だが、必要な神経まで切れてしまうと、パーキンソン病やアルツハイマー病、ALS（筋萎縮性即索硬化症）などの発症につばがる場合があるとされる。
同研究所の林悠研究員らは、モデル動物の線虫を用いて実験「Wnt」と呼ばれる 遺伝子が、必要な神経を切断から守っていることを突き止めた。

希望した地元の公立中学への進学を拒否された車いすの谷口明花（めいか）さん
（１２）＝奈良県下市（しもいち）町＝と両親が、町と町教育委員会に入学を認
めるよう求めた訴訟で、奈良地裁は２６日、町教委に入学を義務づける仮決定を
出した。

（中略）
決定によると、一谷好文裁判長は、健常者と障害者との共同学習の推進などをう
たった衆参両院の付帯決議などを引用したうえで、町教委の入学拒否について
「慎重に判断したとは認めがたく、著しく妥当性を欠き、裁量権を逸脱または乱
用したものとして違法である」などと批判。そのうえで、町教委に対し、少女側
が望んでいる町立下市中学校への仮の入学許可を出すよう命じた。 （アサヒコム）

奈良地裁（一谷好文裁判長）は２６日、町教委に対し、同校への入学を義務付け
る仮決定を出した。谷口さん側の弁護士によると、中学入学を巡る仮決定は異例
という。正式な入学を求めた訴訟は続いており、判決までの措置となる。
（中略）
地裁は現地調査をして障害の程度や同中学の設備などを検討。「移動介助が著し
く困難とは考えられず、現状でも就学は可能。バリアフリー化には国庫補助もあ
り、可能な範囲でスロープを設置するなど工夫を試みる余地はある」と判断し
た。（毎日ｊｐ

ウエブ魚拓�@
ウエブ魚拓�A

文部科学省は２４日、さまざまな細胞に分化できる人工多能性幹細胞（ｉＰＳ細
胞）の実用化に向け、今後１０年程度の研究ロードマップ（行程表）を公表し
た。難病治療への応用が期待される再生医療では、最も研究が進む網膜の細胞の
臨床研究を５年以内に始めるとしている。

（中略）
それによると、心筋が５〜７年後程度、脊椎（せきつい）損傷やパーキンソン病
の治療につながる中枢神経は７年後以降に臨床研究を始めるとしている。また、
筋ジストロフィーの治療に役立つ骨格筋は１０年後以降と推定。

文科省は「治療が一般化するには、さらに時間がかかる」としている。

（毎日ｊｐ）


ウエブ魚拓�@
ウエブ魚拓�A

おなかの脂肪にある幹細胞を使って、脳内の神経細胞を作ったようです。

記事ここから
おなかの脂肪から取り出した幹細胞を脳の中に入れて、神経細胞を作り出すことに京都大学再生医科学研究所の中村達雄准教授らが動物実験で成功した。
脂肪の利用は負担が少ないため、将来、脳梗塞や脳腫瘍の患者への再生医療の足がかりにしたいという。


ウエブ魚拓

たんの吸引を介護福祉士（特養勤務）に認めるモデル事業を始めるようです。どこまで対象職員を広げるかがまだ不明です。

厚生労働省は6日、特別養護老人ホームの介護職員に医療行為の一部を認める方針を固めた。

中略

モデル事業では、研修を受けた介護福祉士が、医師や看護職員の支持を受け、口腔内のたんの吸引と、景観栄養の経過観察、片付けを行い、指針作りの参考にする方針だ。