医療的ケアと学校生活を考える会
「京ちゃんはみんなと小学校に行きます」

2012.1.31加筆 
中日新聞(PDFファイル)

娘の地域の小学校「堀田小学校 普通学級」への入学許可である
就学通知書が届きました。

地域の学校就学の件で、応援してくださったみなさま本当にありがとうございます。

入学が許可されたとはいえ、日々の学校への付き添いの問題、看護師の
配置、医療的ケア、バリアフリーの問題などはこれからの話し合いで、京香
の学校環境を整えていけるよう頑張りたいです。

また、私達が声を上げていくことで、普通学級、支援学級などの学籍は関係なく、
SMAっ子の学び、育ちの環境が改善されたり、就学の選択肢が広がっていけば
良いと考えています。

SMAっ子の就学環境についてはこれからも続いていくことですので、皆様応援と
共にご意見などありましたらよろしくお願いいたします。

今後ともよろしくお願いいたします



京ちゃん地域の小学校に行く(you tube)

○平成23年8月5日公布・施行された 改正障害者基本法には

◎「地域社会の共生」・・・・障害者もあらゆる活動に参加する機会が確保される
どこで誰と生活するかについての選択の機会が確保され、地域社会において他の人々と共生することを妨げられない

→【普通学級、地域の小学校へ就学】

◎「差別の禁止」・・・・何人も、障害者に対して障害を理由として差別することの禁止
社会的障壁の除去はその実施について必要かつ合理的配慮がなされなければならない

→【医療的ケアが必要のため、看護師の配置】

◎「教育」・・・・障害者である児童および生徒が障害者でない児童及び生徒と共に教育を受けられるよう配慮
しつつ、教育の内容及び方法の改善及び充実を図る等必要な施策を講じなければならない

→【学習方法の工夫、配慮】


一部略、抜粋ですので、原文には「できるかぎり」という言葉が目立ち、問題視されている部分ですが

以上のような内容が法律で示された今、障がいのある子が普通学級を希望した時に、それを阻む壁は無いように思います。

改正障害者基本法は、障害者本人、その家族の長年の思いが反映されているものです。

これが「絵に描いた餅」にならぬよう、時代と逆行しないよう、

わたしたち親が、大人がそれぞれの場面で、


「誰かがしてくれるのを待つのではなく、一人ひとりが声を上げ努力すること」が大切と感じます。


皆さん頑張りましょう。




10月9日に開催されました講演会が新聞に掲載されましたので、
その報告をお知らせします。

掲載分一部抜粋


現時点では、「普通学級籍」、「看護師配置」での入学の許可は出ていませんが、
これからも SMAっ子のため、障害児・者のため、地域で生きていきやすい社会、
社会全体がインクルージョン、共生できる社会に進んでいけるよう、肩ひじ張らず、息長く、
声を出し続けることを頑張りたいと思っています。

よく、誤解されるのですが、養護学校や特別支援学級の差別という意見がありますが、私たちは
どんなに重い障害を持っていてもみんな地域で育つ、生活できる環境を目指しています。


そのスタートとして、分け隔てない環境の普通学級を望んでいます。京ちゃんが入学することで
普通学級入学を望む他の方の道も開けると思います。

○平成23年8月5日公布・施行された 改正障害者基本法には

「地域社会の共生」・・・・障害者もあらゆる活動に参加する機会が確保される
どこで誰と生活するかについての選択の機会が確保され、地域社会において他の人々と共生することを妨げられない

「差別の禁止」・・・・何人も、障害者に対して障害を理由として差別することの禁止

社会的障壁の除去はその実施につて必要かつ合理的配慮がなされなければならない

「教育」・・・・障害者である児童および生徒が障害者でない児童及び生徒と共に教育を受けられるよう配慮
しつつ、教育の内容及び方法の改善及び充実を図る等必要な施策を講じなければならない

 

9.30読売新聞PDFファイル(1.57MB)
9.30中日新聞PDFファイル(961KB)
10.12中日新聞PDFファイル(1.51MB)









          








戻る