学校バリアフリー化の実例紹介

  
 A埼玉県入間市立仏子小学校


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1.学校全景
 1981年に竣工された4階建ての建物です。
 現在(4年生)の教室は、3階にあります。
 
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2.昇降口
 子どもたちが利用している中央と東の昇降口2箇所に
 幅の広いスロープが設置されています。
 よく見ていると低学年の子どもたちの多くもスロープ部
 分を利用して出入りをしているので、スロープはユニバ
 ーサルデザインとしてもっと普通に採用されてもいいよ
 うに感じます。


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3.下駄箱付近
 昇降口を入ったところに2箇所の段差があるため、
 職人さんが丁寧に仕上げたスロープが設置されて
 います。
 表面は不織布製でタイヤの泥もここで落とすことが
 できます。
 
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4−@.階段昇降機
 学校にはエレベーターがないため教育委員会が購入
 したものです。
 一人では垂直移動ができないのはもちろんのことです
 が、時間があまりにかかるところが最大の難点です。
 05年、市議会に「エレベーター設置を含む学校施設の
 バリアフリー化指針及び計画の策定に関する請願」を
 提出し、9月議会で採択されましたが、具体的な設置は
 まだ先のこととなりそうです。


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4−A.階段昇降機

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4−B.階段昇降機


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5.車いす用トイレ
 1階から4階の各フロアーに計4箇所の車いす用
 トイレが設置されています。
 着替え用のベッドとウォシュレットがあります。
 介助員が休みのときは、教員が介助をしています。

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7.手洗い場
 車いすに座ったままでも利用できるように改造されて
 います。

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8.体育館入り口
 ここにはもともと階段があったのですが、
 その階段をつぶしてコンクリートのスロープが
 設置されました。


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9.学校の校舎から学童への通路の舗装
 仏子学童保育室は、学校の校庭の片隅にあるのですが、
 学校の校舎側から学童までアスファルト舗装された通路
 が作られました。
 これで、ほかの子どもたちも雨の日に足元を汚さずに
 移動ができるようになりました。


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10.仏子学童保育室
 1年生のときから放課後に学童保育室に通っていま
 すが、入口のスロープ、ユニバーサルデザインの車
 いす用トイレ、指導員の加配などの配慮がなされて
 います。
 こちらは児童福祉課の予算にて行われました。

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6.トイレの電動リフト
 4階のトイレに介護用の電動リフトが設置されました。
 適切な機器を使えば、介助する側も楽になる例です。
 ただし階段昇降機と同様、時間がかかるのが難点です。


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