SMA(脊髄性筋萎縮症)家族の会





'重度の身体障害児を対象としたアプリ(トビーコミュニケーターからの移植版)'
「トビーコミュニケーター」がなくても使用できるようになりました!!!

以前よりご紹介しておりましたアプリ「まなぶはじめてのひらがな」を、この度、トビーコミュニケーターから移植し、Windows PCであれば、マウス、視線、スイッチで操作可能。
それと共に、「ゲームでまなぶ:もぐらたたき(注視の練習になります)& ベネッセのゲーム(好きなものを選んでね!!)」を新たに加えました。

【特徴】
①動画で疑似体験
②文字を覚えていない子どもも「音」で理解できるように「画像」「文字」と共に、読み上げている
③「おしまい」ボタンが各画面に設けてあり、子どものペースで進めていける
【対象】
ひらがなが未修得のお子様
 例)先天性ミオパチー、脊髄性筋委縮症、脳性麻痺、頚椎損傷、等々」
【使用目的】
①ひらがなを習得するための導入教材
②子どもの理解度の確認
③注視の練習
④ゲームを通じ自分で「できる」喜びを
⑤視機能訓練

◎コンテンツの活用について

この制作物は、視線だけではなく、マウスやスイッチ操作にも対応可能となるように、ひらがな学習を目指しているお子様用に「いろ」「かたち」「かず」「ひかく」「ひらがな」を学ぶための素材として選んだ動画と、画像、文字、読み上げによる「問い」の 4つから構成しています。お子様の力がはぐくまれるようにまた、気付かなかった力が可視化され、成長に向けた関わりのヒントが得られるようにと考えました。

コンテンツの内容は、学習に適すると考えて選択した ①アニメ動画の映像の一部(それぞれ5〜10分程度)と、視聴した後にその内容の理解を助けたり、理解を確認するための ②問い を基軸にしています。

用い方は、お子様が一人で自由に選択→決定→実行できる、あるいは保護者や教員とのやり取りの中で使用できるようにと考えました。

お子様は、普段からビデオ映像を見ることには慣れており、動画は楽しんで見ると思います。ですが、「問われる」ことに慣れていないため、動画の後の「問い」には関心を示さないかもしれません。そのような場合にも、お母様や先生たちがお子様を励まし、普段の生活に関連付けて、 お子様が興味や関心を持ち、意欲を持って取り組めるよう声掛けをしてあげてください。また、正解した時や間違っても何度もやり直して取り組もうとしている時には、思いっきり褒めてあげてください。そうすれば、きっと次はもっとうまくやろうと意欲をもって頑張れると思います。 もしかしたら、一人で自由に使えるようにしてあげたら、お子様はサクサク進めていくかもしれません。

このコンテンツのみで平仮名学習が達成できるというものではありません。他のアプリや絵本、カードなどとも組み合わせ、お友達と競争するなど、 意欲を高めつつ、気長にやり続けることがとても重要です。

諦めないで、何度も、何度も・・繰り返し取り組むことが大切です。きっと次は、うまくできるようになります。

お子様の力を信じましょう! ひらがなを習得し、「自分」を発信することで、人との交流がはぐくまれ、お子様の世界が広がっていくことを願っています。

さらにまた、この教材がヒントになりお子様への指導のさらなる工夫へとつながっていけば嬉しいです。

さぁ、やってみよう!!!

アプリのダウンロードの紹介は、↓↓ こちらから
http://www.kyoto-childcare.net/




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